教員免許、司書、司書教諭の資格を持つ絵本専門士であり、現役学校司書が発信するお役立ちサイト。🔰さんからベテランさんまで、学校図書館に携わる方が明日から使える情報とダンロードできる資料が満載✨

6年生国語で「テーマで選ぶ読書」の単元があります。

テーマで選んだ本を複数読んで

この2つが大きな柱です。

指導は先生が行います。

学校司書は子どもたちに「やりたい!」「できるかも」という気持ちがアップするように支援しましょう。

単元が近づいたら、先生に学校図書館へ来る時間とレクチャーの内容の確認をしましょう。

学校司書にできること

  • 本の紹介
  • テーマの例の提示
  • ブックトークのやり方レクチャー
  • ブックトークの実演

テーマって何?

「友情」とか?思いつかないよ💦

急に「テーマ」と言われても、思いつかないですね。

例えば『森へ』(星野道夫)を読んで、テーマは思いつきましたか?

そうだなあ、「友情」じゃないもんね。

テーマは「森」?

もっと大きく、広く考えてよいですよ。

「テーマ」が思いつかないと、学習に意欲的に取り組むことが難しくなります。

例を提示すると、発想が豊かになり、視界が開けた気持ちになります。

学校図書館で複数みつかりそうな「テーマ」を提示してみましょう。

「テーマ」の例

  • 国際理解
  • 学校
  • 家族
  • 時間
  • 平和
  • 世界
  • 地球
  • 自然
  • 動物
  • 植物
  • 冒険
  • 宇宙
  • 仕事
  • 芸術
  • 音楽
  • 科学
  • 歴史
  • 進化
  • バリアフリー
  • 福祉
  • SDGs
  • 農業
  • 工業
  • スポーツ
  • 勇気
  • おもいやり
  • きょうだい
  • つながり
  • 生活
  • 外国

紹介文の作り方「はじめ」「中」「おわり」の文章構成する「指導」は先生が行うことです。

「ブックトークのプロ」として、学校司書が「コツ」をレクチャーしましょう。

ブックトークのコツ

  • 紹介本の順を考える
  • 発声(はっきりと。ゆっくり。伝えることを意識して)
  • (可能なら)本の表紙を見せながら
  • 紹介したいページには付箋で準備
  • 本はみんなに見えやすい角度も意識
  • 笑顔(楽しそうに)

同じ「テーマ」の本でも、物語、絵本、資料、図鑑など様々な本があります。

先生により、選書の基準や制限があるかもしれません。

普段読まないような本にも挑戦してもらいたいから、1冊はしっかりと読める物語やノンフィクションの本、あとは資料も入れるのもいいですね。

ブックトークの実演をしてみせます。

今日のテーマは「時間」

『トムは真夜中の庭で』

作/フィリバ・ピアス 訳/高杉一郎 発行/岩波書店 1967年

時計が13回打った夜に不思議なことが起こるお話。

第2のテーマとして「冒険」や「勇気」なども感じるのではないでしょうか。

是非、子どもたちにおすすめの1冊

『ながーい5ふん みじかい5ふん』

文/リズ・ガートン・スキャンロン オードリー・ヴァーニック 絵/オリヴィエ・タレック 発行/光村教育図書 2019年

ゲームをしている5分と、朝の準備をしている時の5分って、同じ時間と思えない、という経験は誰にもあるでしょう。

子どもにも大人にもしっかり届く作品。

『絵とき ゾウの時間とネズミの時間』

文/本川達雄 絵/あべ弘士 出版/福音館書店 1994年

同名の新書(中公新書)の絵本版。体重と食べる量の比較や寿命と鼓動の回数・速さとの関係など、動物たちの違いを科学的な数字でやさしく解説。一生の年数が短いネズミはかわいそう?自分の時間の使い方も考える機会になるかもしれません。

読み応えのある、科学絵本。読み聞かせは15分くらいかかりそうです。

なるほど!

やってみたい!

机に、テーマの例と本を表紙を見せて並べると、手に取りやすくなります。

教科書に紹介されている本を中心に、是非、手に取ってほしい本をこの機会に展示しましょう。

ダウンロードできます

印刷して、すぐに使えます。

カスタムの可能です。学校に合わせたテーマで作りましょう。

図書館に入ったら、たくさん本が並んでいて驚いたよ!

こんなにおもしろそうな本があるんだね♪

早く読みたいな。

学年便りをチェックしたり、先生に確認したりして、学習の進度からタイミングを見計らって、先生に支援の相談・提案をしてみましょう。

図書館で読書単元を展開したいけど、学校司書さんに何をどのようにお願いしたらよいか分からないんだ。

学校司書さんから提案してもらえると、本当に助かる!

学校司書さんに「面倒」をおかけするのでは?と思って言い出せないけど、子どもたちの様子を見て、やってもらってよかった!と思いました。