図書の時間って何するの?|現役学校司書が詳しく解説します
「図書の時間」とは、1クラス単位で図書館にやってきて、学校司書がいる学校は、学校司書が読み聞かせや本の紹介を行い、子どもの読書や選書の時間を取って、本の貸し借りを行う、読書推進・読書指導・授業支援の時間のことです。
図書館の利用の仕方を知ったり、読書の必要性やよさを感じたり、子どもたちの未来にとても大切な時間です。
子どもたちの【生きる力】となります。
年度始めには「図書館オリエンテーション」を行い、2回目からは通常の「図書の時間」を過ごしたり、単元に合わせて百科事典の使い方をレクチャーしたり、詩のクイズを行ったり、担任の先生や司書教諭の先生と協働して作り上げるのが理想です。
「図書の時間」には読み聞かせをしましょう。単元や季節・行事に合わせて選書して【学校図書館ならではの読み聞かせ】ができます。
関連図書を紹介すると、ちょうど子どもたちの「読みたい時」なので、読書推進にもつながります。
先生方の中には「図書の時間」の意味をご存知なかったり、学校司書が何ができるのか分からなかったりするので、学校図書館から発信したり提案したりして、貴重な1時間を充実したものにしたいです。