百科事典と図鑑の使い方レクチャーは、3年生で!
学校司書は教師ではないので授業はしませんが、調べ学習の基本である
○国語辞書の使い方
○図鑑の使い方
○百科事典の使い方
のレクチャーのお手伝いができます。
国語辞書と図鑑の使い方は3年生の教科書に出てきます。
百科事典は4年生の教科書に出てきます。
私は3年生の先生方に、3年生に図鑑と百科事典の使い方を同時にレクチャーするこをお勧めしています。
だんぜん調べ学習の幅が広がります!3年生でも十分理解できる理由はこれです。
3年生で百科事典の使い方を学ぶと「いいこと」3つ
国語辞書と引き方が似ている
百科事典と、3年生で学習する「国語辞書の引き方」の類似点が多いです。小口→つめ→はしら を見ることは同じです。
図鑑とも類似点がある
百科事典と国語辞書の違いは、百科事典は調べたいことがらが載っている本を選択する、ということです。実は、図鑑も選択から始めることが同じです。自分が調べたい物が動物だったら動物図鑑、植物だったら植物図鑑というふうに、図鑑を選択します。哺乳類であるイルカが魚図鑑に載っていなかったら、百科事典を調べてみる選択肢がでてきます。
レクチャー直後の実践の時に本が豊富になる
レクチャーしていると子どもたちは自分でも調べたくて、図鑑や百科事典を手にしたくてうずうずしてきます。レクチャー直後に、実際に調べてみることは大変有効です。覚えたことを定着させることができ、自分で調べて、見つけて「あった!」と言った時の瞳の輝きは格別です。しかし、図鑑だけ、百科事典だけでは、学級の子どもの数に足りません。そこで、図鑑と百科事典を同時にレクチャーすると、図鑑と百科事典を同時に使うことになり、図鑑と百科事典の数を合わせると子どもの人数に近くなります。順番待ちの時間が短くなります。足りない分を公立図書館から借りて来る数も、少なくなります。
レクチャー直後に「調べ物名人クイズ」を行います。クイズのカードを引き、そこに書いてあることがらを百科事典か図鑑を調べてクイズに答える形式です。ワークシートは著作権を意識したものとなっています。自然に参考文献を記入する習慣が身に付きます。
とても楽しく学ぶことができます。休み時間にもクイズをやりに来る子どもがいるので、カードとワークシートを図書館に置いておきます。
役に立つサイト
調べることが好きになると、自分で課題を見つけて調べる「自学」につながります。調べたことを書き留めておける用紙を図書館に置きましょう。自然に参考資料の書き方も身につきます。ダウンロードできます。