「図書に時間」は3年生までで、4年生からあまり来ないのよねぇ。それに「調べ学習は教室でインターネットを使って行うから図書館は行かない」とか言われちゃうし💦

なぜか、学校図書館で行う「図書の時間」や「読み聞かせ」は低学年まで、と思っている先生は多いです。

3年生まで培ってきた読書力を伸ばすためにも、4年生になっても学校図書館の利用は大切です!読書習慣や図書館の利用は維持した方がいいですね。

と学校司書が言ってもなかなか伝わらないのも現実・・・

調べ学習は ICTと「ベストミックス」

GIGAスクール構想では「これまでの教育実践」と「最先端のICT」のベストミックスを求めています。

GIGAスクール構想の加速がもたらす学びの変容イメージ(内閣府ホームページ) ▶

学校図書館として、学校司書としてできることを提案してみましょう。

教科書に準じて、具体的に提案することをおすすめします。

もくじ

  • 百科事典と図鑑のレクチャー
  • 伝統工芸
  • 学校図書館の4要素(学校図書館に来て授業するだけが「学校図書館を使う」ではありません)

百科事典の使い方は4年生の国語の教科書(下)で学習します。

3年生の国語の教科書で学習する「図鑑の使い方」と一緒にレクチャーすることをおすすめしますが、4年生でもおさらいして、出典の書き方も習慣づけられるようにしましょう。

伝統工芸の学習では、自分で伝統工芸を選び、調べて、成果物の作成して発表する形が多いです。

伝統工芸選びから調べるところを学校図書館で支援できます。資料もダウンロードできます。

「学校図書館を使う」というのは、「学校図書館に来て授業を行う」だけではありません。4要素は「学校図書館の施設」「学校図書館の資料」「学校図書館員」「利用者」です。資料を教室に持って行って学習に使うのも「学校図書館を使う」に当てはまります。