くちばしの単元以外に、動物園に遠足に行く前に読むと効果的な本があります。

体のつくりや使い方に注目して、観察をしたり、まとめたりする力がつきます。

しっぽのはたらき

文:川田健 絵:薮内 正幸 監修:今泉吉則 発行:1972年 福音館書店

イラストと本文で、しっぽを使っている様子がよく分かります。文末は「なんのしっぽでしょう」と問いかけになっているので、子どもも自然に推理を始めます。そして口に出して答えを言い合うようになります。

最初は易しい答えですが、最後の方で「なんで?」とツッコミをいれたくなるくらい高度な動物が現れます。

この単元では「問い」と「答え」が対になっています。